西陣となみ袋帯 「アールヌーヴォー大全」 葡萄唐草　六通　ふくれ織り

西陣織の老舗〈となみ織物〉の、図案のこだわり、糸色のこだわり、織りのこだわり、すべてが美しくまとまった素敵な帯のご紹介です。

金茶色の地色はふくれ織の技法を用い、その自然なうねりが帯に立体感を出し、柄の果実や唐草は箔糸で表現されて淡くきらめきみずみずしさを感じさせる、絵画的でありながら織物の美しさを見せつける魅力的な作品です。

葡萄唐草の柄は、日本でも正倉院文様をはじめとして着物や帯に用いられる意匠ですが、もともとブドウは最も古い栽培植物で古代ギリシャ、エジプト、ヨーロッパなどに広まり建物や器にも装飾として古くから描かれているように、欧州でも生命・豊穣のシンボルとして文様化されています。

こちらの帯も洋風な感覚がありつつ着物になじむ、となみ織物のセンスを感じるひと品です。
葡萄柄ですが文様化することで季節に関係なく、繁栄・実りなどの縁起や象徴の図柄としてお召しいただけます。

【品質】　正絹（箔糸除く） 西陣となみ織物製
【長さ】　約4m50cm
【幅】　約31.2cm
【TPO】　式典、お稽古、食事会、観劇など　カジュアル


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